山笑うって、聞いたことありますか?
山がケラケラ笑い声をあげているわけではないですよ(^-^)
Wikipediaによりますと、
山笑う(やまわらう)とは、俳句における春の季語で、春の山の明るい感じをいう。
郭煕の画論『臥遊録』の「春山淡冶にして笑うが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如く」に拠るとされている。
山桜の淡いピンクや新緑の黄緑色など、色とりどりの明るい春の山をとてもよく表現
していて、大好きな季語です。
「山笑う」が詠まれた句をいくつかご紹介します。
牛小屋に 牛の新角 山笑ふ (皆吉爽雨)
腹に在る 家動かして 山笑ふ (高浜虚子)
故郷や どちらを見ても 山笑う (正岡子規)
春のパステルカラーの山って、見ているだけで心が躍っちゃいますよね。
ここ数日のぽかぽか陽気で、まさに「山笑う」です。
春の明るい景色や陽ざしは、住みたい家を想像したり、住みたい場所を探すのに
とても良いかもしれません。