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注文住宅でこだわりたいポイントは?こだわりすぎて失敗しがちなポイントも解説
せっかく注文住宅を建てるなら、細部にまでこだわりたいですよね。
しかし、「こだわりすぎて失敗した」という人がいるのも事実です。
この記事では、注文住宅を建てるときにこだわりたいポイント、こだわりすぎて失敗しがちなポイントについて解説します。
これから注文住宅を建てるつもりの方は、ぜひ参考にしてみてください。
注文住宅でこだわりたい9つのポイント
注文住宅を建てるなら、どんな場所にこだわるべきなのでしょうか。
今回は、具体例を交えながら、こだわるべき9つのポイントを解説していきます。
収納のこだわり
快適に暮らすために欠かせないのが、収納スペースへのこだわりです。
- 靴がたくさんあるから、シューズクロークが欲しい
- ウォークインクローゼットが欲しい
- パントリーが欲しい
- 各部屋にクローゼットが欲しい
など、どんな収納があれば生活しやすくなるかをあらかじめ考えておくと良いでしょう。
とはいえ、収納はただ単にスペースを確保すればよいというものではありません。
家族の生活導線をイメージした上で、効率の良い収納場所と広さを考えてみてください。
キッチンのこだわり
注文住宅で、女性がこだわりたい場所ナンバー1はキッチンです。
毎日使う場所だからこそ、できるだけ心地良く過ごせる場所にしたいですよね。
- カウンターキッチンが良い
- おしゃれなキッチンが良い
- 広いキッチンが良い
など、注文住宅のキッチンは女性の意見を尊重しながら、見た目や使いやすさにこだわりましょう。
ショールームに足を運ぶと、カタログだけでは分からかったところもスタッフに話を聞くことができます。
また、実物を見ることで、よりイメージに合うものを選びやすくなるでしょう。
リビングのこだわり
家族が集まって過ごすリビングも注文住宅でこだわりたい場所の一つです。
- 開放感のある吹き抜けを作りたい
- 和室スペースが欲しい
- 柱や壁のない大空間のリビングにしたい
など、毎日を快適に過ごすためのこだわりを大切にしましょう。
寝室のこだわり
せっかく注文住宅を建てるなら寝室にもこだわりたいところです。
- 壁には防音性に優れた素材を使用して欲しい
- キングサイズのベッドが置ける広いスペースが欲しい
- 間接照明を設置したい
など、注文住宅だからこそ実現できるこだわりをあらかじめ、リストアップしておきましょう。
また、寝室の場所をどこにするかも大事なポイントです。「北側に寝室を作ったら寒かった」、
「道路側に寝室を作ったらうるさかった」など、失敗しないように慎重に考えて決めましょう。
浴室のこだわり
特に、男性でこだわりたい人が多いのが浴室です。
お風呂は、1日の疲れを癒すため、ゆっくりくつろげる空間にしましょう。
- 浴槽は広めが良い
- 高級感のある黒を基調とした浴室が良い
- 浴室乾燥機が欲しい
- 窓が欲しい
- ジェットバスが良い
など、細部にまでこだわりたいところですね。
注文住宅の浴室にはユニットバスを設置することが多いのですが、職人が床や天井、壁などを現場で作っていくオーダーメイド方式もあります。
「せっかく注文住宅を建てるなら、お風呂も一から作って欲しい」という場合には、工務店に相談してみると良いでしょう。
トイレのこだわり
実は、こだわりたい人が多いのがトイレです。
家族全員が頻繁に使用するスペースでもあり、来客の目に触れる機会も多いため、
快適さはもちろん、見た目にもこだわりたい場所と言えるでしょう。
- 手洗い場を設置したい
- トイレットペーパーの収納が欲しい
- バリアフリー対応にしたい
- 2階にもトイレを設置したい
- 木目を基調としたデザインが良い
- コンクリートを使ったデザインが良い
など、機能面からデザイン面まで細部にこだわったトイレなら、毎日使用するのが楽しくなりそうです。
玄関のこだわり
来客の目に触れる機会が最も多く、「家の顔」とも言える玄関は、デザインにこだわりたい場所の一つです。
- 収納スペースは十分に欲しい
- 明るい印象になるよう、窓をつけて採光を取りたい
- おしゃれな片開きドアをつけたい
- タイル貼りで仕上げたい
など、収納やドアの種類、土間の素材にもこだわって作りましょう。
モデルルームに足を運んで、実際に見ながら考えるのもおすすめです。
子ども部屋のこだわり
お子様がいる家庭なら、子ども部屋の間取りやデザインも重要ですよね。
- 今は1部屋、将来的には2部屋で使えるように照明やドアを2つずつ付けたい
- ウォークインクローゼットで2つの子ども部屋をつなげたい
- 日当たりの良い場所に子ども部屋を設置したい
- 壁紙を可愛くしたい
これから子どもが増える可能性がある家庭では、将来的に2部屋に分けられる子ども部屋が人気となっています。
また、広さに違いがあると兄弟で喧嘩になってしまうので、全く同じ広さ・間取りの部屋を2部屋作るという家庭も多いようです。
素材へのこだわり
近年、自然素材の家の人気が高まっています。
自然素材の家とは、化学物質を含む建材を一切使用せず、自然界にある天然の素材のみを使用して建築した家のことです。
自然素材の家は、有害物質が発生する心配がなく、大きなメンテナンスも少なくて済みます。
また、季節を問わずに住み心地に優れているのも嬉しいポイントです。
注文住宅に使用されることが多い自然素材の種類や特徴、
自然素材の家のメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
注文住宅はこだわりすぎると失敗する?
注文住宅を建てるなら、あれもこれもこだわりたい、と張り切ってしまう人も多いでしょう。
しかし、注文住宅はこだわりすぎると失敗してしまうケースもあります。
次は、注文住宅でこだわりすぎて、失敗しがちなポイントについて解説します。
見た目を重視しすぎて使いにくい
デザインを重視するあまり、機能性がイマイチだったというケースもあります。
例えば、「高級感のある黒を基調とした浴槽にしたけど、水垢が目立つ」などはよくあるケースです。
予算オーバーしてしまった
すべてのこだわりを実現させるためには、それなりの費用がかかります。
「費用がかかってもいいから、こだわりを実現したい!」という方もいるかもしれませんが、
住みやすい注文住宅を作るために、生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。
こだわりを実現するために、どこにいくら費用がかかるのか、しっかりと見積りをとりながら検討することが大切です。
こだわりがなくても注文住宅を建てるべき?
「家に対するこだわりがないから建売住宅でよい」と考えている方もいるかもしれません。
確かにこだわりがなければ、建売のほうが費用を安く抑えられるなどのメリットがあります。
しかし、こだわりが全くないと思っていても、実際に住宅のパンフレットを見てみると
「こういう家にしたい」という希望や理想が生まれてくるものです。
また、注文住宅であれば、地域の気候や家族構成に合わせた家づくりも可能です。
建売住宅の場合、住み始めたあとに間取りを大きく変えるのは困難なので、
まずは注文住宅と建売住宅、それぞれの資料を請求して、比較しながら考えてみてはいかがでしょうか。
注文住宅は理想と現実のバランスが大切!
細部にまでこだわって家を建てることができるのは、注文住宅ならではのメリットです。
とはいえ、あまりにもこだわりすぎると予算オーバーしたり、使いにくかったり、
住み始めたあとの維持費が高くなってしまったりなど、後悔する可能性もあります。
注文住宅を建てる上で大事なことは、理想と現実のバランスです。
石原工務店が目指している家は、「建てた後に豊かな暮らしができる家」です。
建てる前よりも家計が潤うような家づくりを実現させます。
鎌倉・藤沢でこだわりの一戸建てを建てたいという方は、石原工務店までお気軽にご相談ください。
毎月開催している、「家づくり勉強会」へのご参加もぜひ、お待ちしております。