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注文住宅でこだわりたいポイントは?こだわりすぎて失敗しがちなポイントも解説

せっかく注文住宅を建てるなら、細部にまでこだわりたいですよね。
しかし、「こだわりすぎて失敗した」という人がいるのも事実です。

この記事では、注文住宅を建てるときにこだわりたいポイント、こだわりすぎて失敗しがちなポイントについて解説します。
これから注文住宅を建てるつもりの方は、ぜひ参考にしてみてください。

注文住宅でこだわりたい9つのポイント

注文住宅を建てるなら、どんな場所にこだわるべきなのでしょうか。
今回は、具体例を交えながら、こだわるべき9つのポイントを解説していきます。

1. 収納のこだわり

収納スペースの工夫は快適な生活を支える重要なポイントです。

  • シューズクロークやウォークインクローゼット
  • キッチンのパントリー
  • 各部屋のクローゼット

ただし、収納は単なるスペースの確保ではなく、生活動線に合わせた効率的な配置が鍵です。家族のライフスタイルに応じた収納を考えましょう。

2. キッチンのこだわり

キッチンは、注文住宅で特に注目される場所のひとつです。

  • カウンターキッチンや広々とした作業スペース
  • デザイン性と機能性を兼ね備えた設備

ショールームで実物を見て確認することで、より具体的なイメージを持つことができます。毎日使う場所だからこそ、実用性と心地良さを両立させた選択をしましょう。

3. リビングのこだわり

家族が集まるリビングは、快適さとデザイン性を兼ね備えた空間にしたいものです。

  • 吹き抜けで開放感を演出
  • 和室スペースの併設
  • 壁や柱を省いた大空間デザイン

家族がリラックスして過ごせる工夫を凝らしましょう。

4. 寝室のこだわり

寝室は、プライベート空間としての機能性と快適性が求められます。

  • 防音素材や間接照明の設置
  • 寒さや騒音を考慮した位置選び
  • 広々としたスペースでキングサイズのベッドを配置可能に

間取りと設備を事前にしっかり検討しましょう。

5. 浴室のこだわり

浴室は、1日の疲れを癒すリラックス空間です。

  • 広めの浴槽やジェットバスの導入
  • 高級感のあるデザイン
  • 浴室乾燥機や窓の設置

ユニットバスかオーダーメイドかを検討し、理想の浴室を実現しましょう。

6. トイレのこだわり

トイレは、機能性とデザイン性が重要なポイントです。

  • 手洗い場やトイレットペーパー収納の設置
  • バリアフリー対応
  • 2階にもトイレを設置

毎日使うスペースだからこそ、快適で美しい空間に仕上げましょう。

7. 玄関のこだわり

玄関は「家の顔」としての印象と機能を兼ね備えた設計が求められます。

  • 採光を取り入れる窓の設置
  • おしゃれなドアデザイン
  • タイル貼りや収納スペースの確保

モデルルームで実物を見ながら考えるのもおすすめです。

8. 子ども部屋のこだわり

お子様がいる家庭では、子ども部屋の設計も重要です。

  • 将来的に部屋を分割できる間取り
  • 明るい日当たりや可愛い壁紙のデザイン
  • 同じ広さの部屋を2つ作る工夫

成長に合わせた柔軟な使い方ができる設計を目指しましょう。

9. 素材へのこだわり

自然素材を取り入れた家づくりは、近年人気が高まっています。

  • 健康に優しい天然素材の建材
  • 有害物質を含まない快適な住環境

自然素材を使うことで、季節を問わず住み心地の良い家を実現できます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。
注文住宅で自然素材の家に住もう!魅力やメリットを解説

 

注文住宅はこだわりすぎると失敗する?

注文住宅を建てる際、「ここもあそこもこだわりたい!」と張り切る方は少なくありません。しかし、こだわりすぎることが失敗の原因になる場合もあります。この記事では、注文住宅でありがちな失敗例を紹介し、注意すべきポイントを解説します。

見た目を重視しすぎて使いにくいケース

デザインを優先しすぎた結果、使い勝手が悪くなることがあります。例えば、

  • 黒を基調とした浴室:高級感がある一方で、水垢が目立つ。
  • おしゃれなキッチン:見た目は素敵でも収納が少ない、掃除がしにくい。

デザイン性と機能性のバランスをしっかり考慮することが重要です。ショールームやモデルハウスを訪れて、実際の使い心地を確かめましょう。

予算オーバーのリスク

注文住宅では、こだわりを詰め込むと予算オーバーになりがちです。

  • 「少しくらいの追加費用なら大丈夫」と思っていたら、想定外のコストが発生。
  • 結果として、住宅ローンが家計を圧迫し、生活が苦しくなる。

費用配分を明確にすることが大切です。優先順位をつけ、「どの部分に予算をかけるべきか」を冷静に判断しましょう。また、複数の工務店で見積もりを比較するのも有効です。

注文住宅で失敗しないためのコツ

  • 機能性を最優先:見た目だけでなく、日常生活での使いやすさを重視。
  • 予算計画を立てる:全体の予算を把握し、優先順位をつけて配分。
  • プロの意見を参考にする:経験豊富な建築士や工務店に相談し、現実的なプランを練る。

注文住宅は自由度が高い分、選択肢が多すぎて迷うこともあります。成功の秘訣は、冷静な判断と計画性です。

 

こだわりがなくても注文住宅を建てるべき?

「家に対するこだわりがないから建売住宅で十分」と考える方も多いかもしれません。確かに、建売住宅には費用を安く抑えられるといったメリットがあります。しかし、「こだわりがない」と思っている方でも、住宅パンフレットや資料を見ているうちに、理想の住まいのイメージが浮かぶことも少なくありません。

注文住宅と建売住宅の違い

建売住宅のメリット

  • 費用が安い:注文住宅に比べて、建設コストを抑えられる。
  • すぐに住める:完成済みの住宅を選ぶため、引っ越しまでの時間が短い。

注文住宅のメリット

  • 自由な設計:家族構成や地域の気候に合わせた間取りが可能。
  • 将来性を考慮:子どもの成長やライフスタイルの変化を見据えた設計ができる。

建売住宅は、購入後に大きく間取りを変更することが難しいため、将来的なニーズに応えられない場合があります。一方、注文住宅では、自分たちの生活スタイルや希望に合った設計が可能です。

注文住宅を検討すべき理由

こだわりがないと思っていても、具体的な家の資料を比較することで、住まいに求める条件や理想像が見えてきます。例えば、以下のようなポイントが浮かび上がることがあります。

  • 「収納スペースを多めにしたい」
  • 「キッチンやリビングの使い勝手を重視したい」
  • 「光がたっぷり入る家が良い」

注文住宅は、このような希望を取り入れた設計が可能です。こだわりの有無に関わらず、まずは資料を請求して比較検討することをおすすめします。

 

注文住宅は理想と現実のバランスが大切!

細部にまでこだわって家を建てることができるのは、注文住宅ならではのメリットです。
とはいえ、あまりにもこだわりすぎると予算オーバーしたり、使いにくかったり、
住み始めたあとの維持費が高くなってしまったりなど、後悔する可能性もあります。

注文住宅を建てる上で大事なことは、理想と現実のバランスです。
石原工務店が目指している家は、「建てた後に豊かな暮らしができる家」です。
建てる前よりも家計が潤うような家づくりを実現させます。

鎌倉・藤沢でこだわりの一戸建てを建てたいという方は、石原工務店までお気軽にご相談ください。
毎月開催している、「家づくり勉強会」へのご参加もぜひ、お待ちしております。

コラム監修・石原 貴司
住宅ローンアドバイザー 公認/
不動産コンサルティングマスター/
宅地建物取引士/一級建築大工技能士/
一級建築士

詳しくはこちら >

石原貴司氏
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