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注文住宅の失敗事例から学ぶ!押さえておきたい5つのポイント
理想の家を建てられる注文住宅ですが、理想を現実にしようとした結果、
実際に住み始めてから「失敗した」と感じてしまう人も少なくありません。
この記事では、注文住宅の失敗事例から学ぶ5つのポイントを紹介します。
注文住宅で失敗しがちなポイントは「間取り」
注文住宅で最も失敗しがちなポイントは、間取りです。
間取りを失敗してしまうと、生活動線が悪くなったり、収納スペースが足りなくなったり、住みにくさを感じてしまうことになります。
部屋の間取りを考える際は、以下の失敗例を押さえておきましょう。
部屋の広さで失敗
- リビングを広くとりすぎて、光熱費が高額になった
- 廊下を広く取ったら、部屋が狭くなってしまった
- 寝室が狭すぎてベッドだけで一杯になってしまった
注文住宅で多い部屋の広さに関する失敗には、狭すぎるというだけではなく、広すぎて光熱費が高額になってしまったという事例もあります。
部屋の広さは、住みやすさに直結すると言っても過言ではありません。
家族構成や生活スタイルをベースに、慎重に決めることが大切です。
収納の場所・数で失敗
- 収納スペースが足りず、荷物が溢れてしまった
- 生活する場所と収納場所に距離があり、取りに行くのが面倒
- 床下収納にしたが、ほとんど使っていない
数はもちろん、場所が良くない場合も、せっかくの収納スペースが使いづらくなり、次第に使わなくなってしまいます。
注文住宅では、玄関やキッチン、浴室や寝室など、生活する場所ごとにどんな収納スペースがあると便利なのか、面積だけではなく奥行きも意識して決めることが大切です。
日当たり・換気で失敗
- 屋根裏部屋を作ったが、夏は暑く冬は寒いので使えない
- 窓の数を減らしたら、廊下が暗くなってしまった
- 2階から3階を吹き抜けにしたら、空調管理が難しい
注文住宅の日当たりや換気で失敗しないコツは、日の当たる方向と風が通る位置を季節ごとに考えることです。
照明や窓の配置をしっかり検討して決めることで、住み心地の良い快適な環境を作りやすくなります。
玄関の明るさ・換気で失敗
- 玄関に窓がなく、電気のスイッチも遠い
- シューズクローゼットを空けるたびに臭いが気になる
- 玄関が狭く、ベビーカーや傘の置き場がなくなってしまった
注文住宅の玄関は、意外と失敗例が多い場所です。ベビーカーも置ける広いスペースがあると便利ですが、玄関を広くとりすぎてしまうと他の部屋が狭くなってしまうこともあります。
明るく風通しの良い玄関にするには、窓を設置するか、玄関ドアを採光ドア・通風ドアにするなどの工夫をすると良いでしょう。
トイレの場所・数で失敗
- 玄関のすぐそばにトイレがあって使いにくい
- トイレの真下に寝室があり、水を流すたびに音が気になる
- 寝室が2階、トイレが1階で、夜トイレに行くのが面倒
注文住宅でトイレの場所を考えるときは、家族全員の生活動線を考慮するのがポイントです。また、狭すぎて圧迫感がある、
トイレットペーパーをストックする場所がないといった失敗も多いので注意しましょう。トイレの幅を少しだけ広げると、収納場所を確保しやすくなります。
オープンキッチンで失敗
- 丸見えなので乱雑にできないプレッシャーがある
- キッチンの臭いがリビングに流れる
- キッチンが真ん中にあることで家具の配置が難しい
注文住宅でオープンキッチンを選ぶ方は多いですが、残念ながら失敗例も多いです。
後悔しないキッチンにするためには、モデルハウスで実際の見た目や使い心地を確認したうえで、リビング全体の動線や空気の流れを考慮して配置しましょう。
浴室・脱衣所で失敗
- 浴室を2階に設置したら不便だった
- 浴室乾燥機を付けたが電気代が高くて使わなかった
注文住宅の浴室や脱衣所で多い失敗は、浴室の場所と予算です。
浴室乾燥機をはじめ、テレビやジェットバスなどの機能をつけていくと、価格はどんどん上がっていきます。
後悔しないためには、家族の生活スタイルを考慮して、本当に必要な機能なのか、場所はどこが良いのかを検討することが大切です。
子ども部屋で失敗
- 子ども部屋のサイズで将来揉めそう
- 収納スペースが少なく、物が溢れている
- パーテーションで仕切ったら隣の音が丸聞こえ
年月の経過とともに、当然ながら家族構成や年齢は変わっていきます。
子ども部屋を作るときは、今ではなく将来をイメージし、子どもが巣立った後はどうするかも考慮しましょう。
建築費用で失敗
- 予算オーバーしてしまった
- 理想の家にこだわりすぎた
注文住宅の失敗例としては、建築費用の予算オーバーも挙げられます。
理想の家を作ろうとデザインや素材にこだわりすぎると、あっという間に予算オーバーしてしまうでしょう。
注文住宅を建てるにあたっては、建築費や材料費の他にもさまざまな費用が発生します。
予算内で上手に家を建てるためには既成のものを上手に活用し、追加費用が発生する際は、その都度細かく見積もりを確認しましょう。
注文住宅で失敗しないために必ず押さえるべきポイント5つ
注文住宅は高価な買い物で、一度建築してしまうと簡単に修正がききません。
ここからは、注文住宅で失敗しないために押さえておきたい5つのポイントを解説します。
実際の生活をイメージする
注文住宅で失敗しないコツは、「見た目がきれい」「おしゃれ」ということではなく、実際の生活をイメージしながら、動線や住み心地を重視することです。
理想の家のモデルルームに行って、雰囲気を体験してみるのも良いかもしれません。
明るさや温度などの感覚を重視する
注文住宅で快適な生活を送るためには、明るさや温度などの感覚も重視してください。
実際に家が建つまでは分からない部分でもありますが、施工業者と入念に打ち合わせをして、快適に過ごせる家づくりを目指すことが大切です。
家族の将来を想像する
注文住宅を建てるときは、家族の現在の状況はもちろん、将来を想像することもポイントの一つです。
これから増える子どもの人数、子どもが独立した後の生活、高齢になったときの生活など、年月の経過とともに変化する家族の様子を、できるだけ具体的に想像することで、長期に渡って住みやすい家づくりができます。
家づくり勉強会に参加する
注文住宅を建てる場合、家づくりに関する知識がまったくないと、住宅メーカーや施工業者の言いなりにならざるを得ず、結果的に後悔することにもなりかねません。
家づくりに失敗しないためには、家づくりの勉強会などに参加し、自分なりに知識を身につけることも大切です。
信頼できる相談先を見つける
注文住宅は一生に一度の大きな買い物です。何戸も建てる人は少ないので、ほとんどの人が初めての経験と言っても良いでしょう。間取りや配置、キッチンの種類など、迷うところはたくさんあって当然です。
注文住宅で失敗しないためには、ぜひ家づくりのプロを頼って、気軽に何でも相談してみてください。
どんな家にしたいのか、どんなこだわりがあるのか、予算はいくらに納めたいのかなど、話をしっかりと聞いてくれて、不安や悩みに寄り添ってくれる相談先を見つけましょう。
注文住宅は一生の買い物!しっかりと準備をして失敗を防ごう
理想の家を建てられる注文住宅だからこそ、失敗してしまうこともあります。
しかし、ほとんどの人にとって、注文住宅は一生に一度の大きな買い物です。
今回紹介した失敗事例も参考にしながら、しっかりと準備をして失敗を防ぎましょう。
石原工務店では、「地元の気候、特性に合わせた家づくり」を大切にしています。
長く快適に住んでいただくために必要なスペックとデザインを追求しつづけた結果、たどり着いた答えが「シンプルisベスト」です。
“豊かな生活”を送るための家づくりをお約束いたします。また、石原工務店では家づくりに関する勉強会も開催しています。
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