セッション

子供部屋~フレキシブルな空間に~

間取り・設備

今年の冬は寒暖の差が激しいですね。2月の上旬には、湘南地方にはめったに降らない雪が降りました。その約2週間後には春のようなぽかぽか陽気。体調管理も大変ですよね。
そしてもうすぐ春がやってきます!春には新入生や新社会人たちが新生活をスタートさせます。このような家族のライフイベントに合わせたタイミングで家のことを考えてみませんか?

こんにちは。
石原貴司です。

今回お話する『家のことを考える』とは、新築の家やマンションの購入ではなく、今現在住んでいる家を家族のライフイベントに合わせて見直してみるという事なのですが、「リフォーム」や「リノベーション」と呼ばれていますよね。このよく似た二つの言葉の違いはなんでしょう?

「リフォーム」とは、古くなった水回りなどの設備や、クロスや外壁の損傷部分を補修することで、新築に近い状態に戻すことを目的としています。
一方「リノベーション」とは、その家での暮らしそのものが向上するよう、改修によって価値や性能を高めることを目的としています。

子供部屋を例にお話を進めていきます。家を新築、あるいはマンションを購入のタイミングは、お子様の入学前が一番多いです。最近の傾向として、子供部屋は最初から作り込み過ぎず、将来リノベーションによって分けられるようなスタイルが人気です。成長に合わせて変更可能な間取りですね。残念ながら子供部屋は使って10年。建物の使用期間に対して非常に短いです。幼少期のお子様は、ママやパパの視線、存在に安心感を抱きながら過ごします。学童期のお子様も、コミュニケーションを多く取れるような間取りづくりをされるお客様が多いです。人気の間取りとしては、窓、ドア、収納、電気の配線などが左右対称に配置されたお部屋で、将来的に真ん中を仕切って二部屋の独立した空間へと変更可能な間取りです。子供部屋をリビングに併設される方も結構いらっしゃいます。子供部屋としての用途があまりない時期には客間として利用したり、将来お子様が巣立った後には趣味のお部屋にしたりと、柔軟性をもった部屋づくりが人気です。また、ライフスタイルの変化に伴い、夫婦の寝室は別にという方も結構増えている傾向にあります。そのタイミングで子供部屋の“在り方”を考えておくことは非常に重要です。

やがてお子様が思春期を迎えると、親の存在を鬱陶しく感じ、自分だけの居場所を欲しがるようになるかもしれません。寂しいですが、親元を巣立つ準備を始めている大事な時期でもあります。そんな多感な時期に寄り添える家づくりを考えてみませんか?

それでは・・・!

 

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