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日当たりは最高なのですが・・・

土地

日当たり良好、風通し良好、駅からのアクセスなども便利等々、好条件が色々そろった土地は、不動産屋さんは結構圧力をかけてくると思います。即断即決を迫られることになるでしょう。そのような好条件がそろった土地は価格もそれなりに高くなります。予算に余裕があれば、気に入ったのならば即決したほうが良いと思います。

 

 

ですが、本当に買うべき土地なのか、よく検討しなければなりません。予算的には大丈夫だとしても、果たしてそこで本当に快適な生活が出来るかどうかをよく考えていただきたいのです。

 

 

こんにちは。

石原貴司です。

 

 

なぜならば、日当たりが良い土地に家を建てれば、日当たりの良い家になることは間違いないのですが、その恩恵を十分活かせるかはまた別の話になるからなのです。

 

 

日当たりの良い土地の特徴として、敷地の南側に道路が接している場合が多いのですが、その場合、過去のブログでも度々ふれていますが、問題が生じやすいのです。

 

 

例えば、家の中が丸見え問題。

南からの日当たりがとても良い土地を購入したら、南に大きな開口の窓を設置したいですよね。ですが、南側には道路が接している場合が多いですので、人通りが多いかもしれません。食事していても、リビングで寛いでいてもなんだか視線が気になる・・・。なんていうことになりかねません。

そうすると、その対策として、レースカーテンを閉めるなどすることになると思いますが、結局一日中閉めっぱなしになることが多いです。せっかくの大開口の窓が勿体ないですよね。

 

 

そして、風通しが悪い問題

丸見えの窓の対策として、カーテンを閉めっぱなしにするということは、風通しも悪くなりますよね。

以前ご紹介しましたパッシブ設計の家づくりで、その土地の特徴を活かし、自然の力をかりて快適な暮らしを送る家がありますが、そもそも窓も開けられないとなれば、とても残念なことです。

 

 

また、眩しすぎる問題

西日がきついのは有名ですが、南からの日差しも結構きついものです。日差しが眩し過ぎてテレビが見にくいということもあります。家の中でも日光浴を楽しみたいのであれば、最高の日当たりですが現実的な話ではないですね。

 

 

ほかにも検討したほうが良いと思う問題は実はまだあります。

ちょっと長くなりましたので、また次のブログでお話しようと思います。

 

 

それでは・・・。

 

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