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間取り・設備

土地探しをしていると、「中古物件」や「土地 古家あり」などの表記を目にすることがあると思います。この二つの表記には、いったいどのような違いがあるのでしょう?実際この二つの表記についての明確な決まりはありません。多くの場合、リフォーム済みの物件や、要リフォームの物件で、住宅として利用可能な物件を「中古物件」と表記し、一方住宅としての利用には不向きな物件の場合「土地 古家あり」と表記しているように思います。

不動産屋さんで購入する以外にも、親族から古家ごと土地を相続するという場合もあるかと思いますので、今回のブログでは、古家を解体して、新築を建てる場合の石原工務店ならではの取り組みをご紹介したいと思います。

こんにちは。
石原貴司です。

では、まずこちらの写真をご覧ください。

南東の角地に建てられた古家なのですが、1階にリビングや、ダイニング、キッチン、お風呂、洗面所などの水廻りがあり、2階は寝室や子供部屋といった個室があります。南側には庭があり、道路に面しているため、目隠しに庭木が植えられています。いわゆる典型的な日本の住宅ですね。

 

そして、こちらの写真もご覧ください。

同じ土地に建つ住宅の変化をご覧いただきました。いかがでしょう?ガラリと印象が変わりましたね。従来の典型的な日本の住宅から、大胆な発想で新築物件が完成いたしました。

 

 

まず、大きく変わったところは、窓の配置や家の形などから間取りが容易に想像できないような外観になったところです。

南東角地は、日当たりも良く、人気の土地です。土地の南側に庭をつくり、家の南側に窓をたくさん設置することにより室内の明るさを確保するという家づくりが一般的であると思いますが、石原工務店ではあまりそのような常識にとらわれない家づくりを心掛けております。そうすることで得られるメリットも色々あるのです。

例えば、二方向が道路に面しているため、しっかりと植えられていた植栽がなくなり、代わりに大きなルーバーフェンスで目隠しをしています。外構をコンクリートで仕上げているため、植栽の手入れや雑草取りなどの手入れの必要がなく、楽ですね。ルーバーフェンスは、プライバシーの確保に最適であり、なおかつ風通しが良好で、デザイン性にも優れ、ほどよい開放感のある空間づくりが可能です。

一見窓が少なく見えるので、室内が暗いのではないかと思ってしまいますが、ルーバーフェンスでしっかり目隠しされている中庭に向けて、大開口の窓が設置されていますので、室内の採光も充分です。設計の工夫により、外側からは想像もつかないような開放感が実現しているのです。

外側から見当がつきにくい外観ということで、防犯性も高くなっております。

また、南側の大開口の窓は人気があるのですが、一日中日当たりが良い反面、夏場などは暑くなり過ぎてしまったり、紫外線によって床や家具の変色や傷みの原因になってしまうこともあります。南側が道路に面している場合、日当たりの確保は容易に出来ると思いますが、その分視線が気になるところでもあります。視線が気になって一日中カーテンを閉めっぱなしということにもなりかねません。それでは南側に窓を設ける意味がないですね。ですから、石原工務店ではあまり常識にとらわれ過ぎない家づくりを心掛けているのです。

外側からはどのような家なのかわかりづらくて不思議な見た目でも、そこに住んでいるご家族にとっては、とても快適な空間がある。そのような家づくりを心掛けております。

地元湘南鎌倉は、一年を通して気候も穏やかで住みやすい地域です。家づくりにおける更なる工夫で、快適な湘南ライフのお手伝いをいたします。お気軽にお問い合わせください。

それでは・・・!

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