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注文住宅はランニングコストも重要!維持費のかからない家づくりの工夫とは?

資金計画・補助金

注文住宅のランニングコスト

注文住宅を建てる際には、ランニングコストもあらかじめ考えておく必要があります。
住み始めてからかかる維持費についても把握したうえで、注文住宅の設計段階からランニングコストを抑える工夫をしておきましょう。

この記事では、注文住宅で注目すべきランニングコストの一覧や、維持費のかからない家を建てるポイントについて解説します。

注文住宅で注目したいランニングコスト一覧

注文住宅で注目したいランニングコスト一覧

まずは、注文住宅を建てる前に把握しておきたいランニングコストを一覧で紹介します。

<h3>水道光熱費</h3>

生活をしていくために欠かせないのが、水道光熱費です。
基本的には、「電気代」「ガス代」「水道代」の3つがかかります。
オール電化住宅の場合は、ガス代はかかりません。

なかでも、注文住宅の性能によって差が出やすいのは、電気代です。
気密性・断熱性の高い注文住宅は、エアコンの効きがよくなるため、電気代を大幅に削減することができます。

税金(固定資産税・都市計画税)

注文住宅を建てると、税金の負担額が増えます。
まず、必ず負担しなければならないのが「固定資産税」です。
固定資産税は、毎年1月1日時点で土地や建物を所有している人全員に課税されます。
税率は原則1.4%ですが、地域によって変動します。

また、注文住宅を建てる場所によっては、「都市計画税」も負担しなければならない可能性があります。
都市計画税とは、都市計画区域内の土地や建物を所有している人に課税される税金です。
市町村が条例により定めているもので、都市計画税の税率は最高で0.3%です。

保険(火災保険・地震保険)

注文住宅を建てた後、いざという時のために加入すべきなのが「火災保険」と「地震保険」です。
火災保険の保険料は、保険金額(補償の上限額)や補償内容、保険会社、建物の構造、立地などによって変わってきます。
一方、地震保険は、地震保険法に基づいて国と保険会社が共同で運営している制度なので、会社によって保険料や内容が異なることはありません。

修繕・メンテナンス

注文住宅で長く暮らすことを考えるなら、修繕やメンテナンス費用についてもあらかじめ想定しておく必要があるでしょう。
例えば、以下のようなコストがかかります。

外壁塗装

注文住宅でかかるランニングコストのなかでも、大きな比率を占めると言われているのが、外壁塗装の費用です。
外壁塗装の頻度は、使用する塗料によって大きく異なります。

例えば、比較的安価なアクリル系塗料の耐用年数は5〜8年程度、現在もっともポピュラーなシリコン系塗料の耐用年数は8〜15年程度になっています。
シリコン系塗料の場合、1階の塗り替えにかかる費用は150万円程度(延床面積35坪・2階建の住宅の場合)なので、15年に1度の塗り替えでも、30年で300万円の費用がかかることになります。

屋根の補修

注文住宅の屋根も、素材によっては定期的なメンテナンスが必要になります。
例えば、トタン屋根の耐用年数は5〜20年、スレート葺は10〜15年、ステンレスは20〜50年です。
また、数十年以上持つと言われる瓦屋根の場合も、台風などで破損してしまうと修繕が必要になります。

屋根に関しては、耐用年数を超えていない場合でも、塗装が剥がれるなどの劣化が起こることがあります。
10〜20年に1度はメンテナンスをしたほうが良いでしょう。

水回りのメンテナンス

快適に暮らし続けるために欠かせないのが、水回りのメンテナンスです。
キッチンや浴室、洗面所、トイレなどの水回りは、使用頻度が高いので、放っておくと汚れが目立ち、設備も劣化してきます。

日常的な清掃で改善できるレベルは限られているため、使いにくさを感じたらリフォームも検討する必要があるでしょう。
リフォームに必要な費用は、4箇所全て(キッチン・浴室・洗面所・トイレ)で150〜200万円程度です。

床下の防蟻処理

注文住宅で長く暮らすためにしておきたいのが、床下の防蟻処理です。
防蟻処理とは、シロアリの被害を未然に防ぐための処理で、床下に薬剤を散布もしくは塗布する方法が一般的です。
防蟻処理は、約5年に1回程度の頻度で行う必要があり、1回にかかる費用は10万円前後です。

設備の交換

注文住宅で長く暮らすと、どうしても傷んでくるのが給湯器、ガスコンロ、キッチンなどの設備です。
給湯器やガスコンロは10〜12年に1回程度、キッチンやユニットバスなどの設備は20〜25年に1回程度の買い替えが必要になるでしょう。

ランニングコストがかからない注文住宅を建てるポイント

ランニングコストがかからない注文住宅を建てるポイント

 

注文住宅を建てる際の工夫次第では、住み始めてからのランニングコストを抑えることは可能です。
続いては、石原工務店が推奨する「維持費が比較的かからない家づくりの工夫」について説明していきます。

高気密・高断熱な省エネ住宅

石原工務店では、ウレタンフォーム断熱材「マシュマロ断熱(フォームライトSL)」を採用した、一年中快適に過ごせる高気密・高断熱な注文住宅をご提案しています。
高気密・高断熱な住宅には、外気との温度差が少なくなる、エアコンの効きが良くなるというメリットがあるため、光熱費の削減に優れた効果が期待できます。

コンパクトな間取り

石原工務店では、シンプルで無駄のない、コンパクトな間取りの注文住宅をご提案しています。
コンパクトな家は、建築費用が安く済むのはもちろん、光熱費や外壁塗装など、生涯かかるランニングコストの削減につながるからです。
家づくりやメンテナンスに無駄なお金をかけないことで、毎日の生活が豊かになるでしょう。

耐震等級3で保険料ダウン

地震保険の保険料には、建物の耐震等級に応じた割引制度があります。
割引率は、耐震等級1で10%、耐震等級2で30%、耐震等級3で50%です。

石原工務店には、「耐震等級3」の家をつくる技術力があります。
地震保険料が半額になるのももちろん嬉しいですが、もし震度6強〜7の地震がきても住み続けられるという安心感が最大の魅力です。

耐久性に優れた屋根・外壁の仕様

石原工務店がご提案する注文住宅は、屋根や外壁に耐久性に優れた素材を採用しています。

例えば、屋根材として採用している「ガルバリウム銅板」は、防水性に優れた錆びにくい素材で、耐久年数は20年以上を誇ります。
また、外観を美しく保つハイブリッド外装仕上げ材「キャンドル」は、30年以上メンテナンス不要なので、外壁塗装にかかるランニングコストを大幅に削減できます。

注文住宅はランニングコストがかからない家づくりをしよう

注文住宅を建てる際には、建築費用だけでなくランニングコストにも着目する必要があります。長く住むことを想定して建てるからこそ、どれくらいの維持費がかかるのかも事前に把握しておきましょう。

石原工務店は、江戸時代から家づくりを手がけてきた歴史ある工務店です。
お客様にとって住みやすい家を作るために、さまざまなこだわりを持って施工を手がけています。
石原工務店の注文住宅には、高気密・高断熱で光熱費を削減できたり、耐震等級3で地震保険料を削減できたりと、ランニングコストの面でもさまざまな利点があります。

対話形式の勉強会「家づくりセッション」を定期的に開催しているため、「実際にどのくらいランニングコストがかかるのか知りたい」という方も、ぜひお気軽にご参加ください。

 

 

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