セッション

西鎌倉・カーテンのいらない家

道路からも隣家からも見えない家

住宅地の一角南北東側に隣家、西側に道路が接している住宅地によくある条件の土地。大きな窓を設置し、光をたくさん取り込んでいるにもかかわらずカーテンが必要ない。そんな暮らしが叶いました。

中庭を中心とした間取りと窓の位置や高さ種類を工夫

「ロの字」の中庭を中心とした間取りと窓の工夫で、外からの視線を遮り、一歩入れば明るく開放的な大空間が広がります。中庭に面した窓と、外周に設置された窓とでは特徴が大きく異なります。内側と外側で使い分けられた窓の種類と、設置位置などの工夫が秀逸です。首都圏の隣家に囲まれた住宅地でも圧倒的開放感のある空間づくり!その秘訣を窓を中心にご紹介いたします。

  • 窓計画は重要です。

    窓計画は重要です。西側の壁面には、強い日差しを避けるため極力窓は設けません。こちらはさらに道路にも面していますので、防犯対策としても窓のないファサードとしております。

  • 玄関を一歩入ると目の前の大きな窓から中庭、さらにその奥に階段のあるLDKへと視界が広がります。

    玄関を一歩入ると目の前の大きな窓から中庭、さらにその奥に階段のあるLDKへと視界が広がります。

  • LDKの大きな窓が視覚的にも中庭とフラットにつながる効果を発揮し、圧倒的な大空間が生まれています。

    LDKの大きな窓が視覚的にも中庭とフラットにつながる効果を発揮し、圧倒的な大空間が生まれています。

  • LDKの吹き抜けの大空間に掃き出し窓と、大迫力の上部FIX窓の圧倒的な開放感!スケルトン階段と相性が良く、暗くなりがちな階段スペースも光を奥まで届けて明るくしてくれます。

    LDKの吹き抜けの大空間に掃き出し窓と、大迫力の上部FIX窓の圧倒的な開放感!スケルトン階段と相性が良く、暗くなりがちな階段スペースも光を奥まで届けて明るくしてくれます。

  • 中庭に面した窓は大きな掃き出し窓で、外からの視線を気にすることなくたっぷりと光と風を取り込めます。

    中庭に面した窓は大きな掃き出し窓で、外からの視線を気にすることなくたっぷりと光と風を取り込めます。一方の外周に面した窓を見てみましょう。

  • 中庭と反対側の庭に面した窓は地窓となっており、ソフトな採光。

    中庭と反対側の庭に面した窓は地窓となっており、ソフトな採光。庭の景色を切り取るように眺められるのもいいですね。リビングドアはLIXILのラフィス。壁面や窓と一体感があり、スッキリとした印象です。

  • 奥の壁にキッチンが接するペニンシュラ型のキッチン。

    奥の壁にキッチンが接するペニンシュラ型のキッチン。縦スリットの窓が奥行きと、白い空間の中にもメリハリを演出しています。

  • こちらの書斎スペース、腰高窓は引き違いではなくFIXになっております。

    こちらの書斎スペース、腰高窓は引き違いではなくFIXになっております。それだけでデザイン性がUPします。掃き出し窓も腰高窓も天井のラインと揃えることでスッキリとした印象になります。

  • 小上がりの和室には、座った時の目線に視界が広がるよう設置されたFIX窓。

    小上がりの和室には、座った時の目線に視界が広がるよう設置されたFIX窓。お部屋のワンポイントとしても◎です。

  • 子供部屋や寝室には、ハイサイドライトの滑り出し窓を採用しています。

    子供部屋や寝室には、ハイサイドライトの滑り出し窓を採用しています。壁面の低い位置に窓がないため、家具などを配置しやすくなっております。

  • 高い位置に設置されているため、効率的に採光と通風が叶います。

    高い位置に設置されているため、効率的に採光と通風が叶います。住宅地のように隣家との距離が近い場合にも視線が気になりにくく、防犯性も高いので安心です。

  • 階段上から眺められる山を切り取るように景色を楽しめる、ハイサイドライトのFIX窓。

    階段上から眺められる山を切り取るように景色を楽しめる、ハイサイドライトのFIX窓。安定した明るさをもたらします。

  • 「ロの字」の中庭を中心として回遊性のある間取りとなっております。

    「ロの字」の中庭を中心として回遊性のある間取りとなっております。内側の中庭に向けて大きな窓で開放的に、外側に向けては視線や防犯面に配慮した窓計画。家々が立ち並ぶ住宅地で圧巻の開放感を味わえる家づくりをご紹介いたしました。

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