中庭のある家・タイプ別中庭事例集

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５つの中庭事例をご紹介

中庭には主に「ロの字型」「コの字型」「Ｌ字型」の３つのタイプがあります。中庭を囲む建物の形状が違いますので、開放感やプライバシー性、コストが異なります。石原工務店の中庭事例から、それぞれの形の中庭を５つの特徴別にご紹介いたします。

「ロの字型」の中庭

中庭を建物で四方囲みますので完全なプライベート空間が確保できます。その分建物の構造上、耐震性、断熱性の確保や排水計画など設計施工上の配慮が必要となります。

「コの字型」の中庭

中庭を建物三面で囲みます。適度なプライバシー性を確保し、開放感、採光も確保しやすいのが特徴です。

「Ｌ字型」の中庭

建物がＬ字に配置されます。３つのタイプの中で最も開放感があります。敷地面積が狭い場合にも対応しやすいタイプです。

中庭づくりには高度な技術が必要

中庭は、採光・通風・プライバシーの確保に優れている反面、建物の面が増え形状が複雑になるため耐震性や断熱性に影響があります。構造上の安全への配慮、快適性への配慮が必要となり、高い品質を確保するために設計段階から高い技術が必要です。住宅性能を高める必要があるため一般的に建築コストが高くなる傾向があります。

石原工務店では中庭のある家は標準設計です

石原工務店では、中庭を取り入れた間取り提案を標準としています。構造材や断熱材、サッシなど標準仕様での家づくりで中庭のある家づくりが可能です。

後悔しないためのポイントとは・・・

♦優先順位を確認してからデザインを考えること♦利用頻度を考えて適切な広さにすること♦生活動線を意識すること♦コンセプトを決めておくことで方向性を決定しやすい♦家全体の雰囲気と調和させる♦各部屋から眺めた際の視覚的な美しさ、窓や軒のデザインにも注意♦メンテナンスの容易さにも注意♦窓が多くなるため耐震性や断熱性をしっかり確保する

【タイプ❶ロの字】プライバシーを保ちながら開放的な大空間の中庭
広々とした中庭にリビングダイニング、浴室、ジムスペースがぐるりと囲んでいます。家のどこに居ても外部からの視線を気にする必要はありません。アウトドアリビングとしてBBQやお子様のプールなど大活躍の中庭です。ある程度の規模の土地が必要となりますが、中庭を中心に可能性が無限大の事例です。
【タイプ❷ロの字】どの角度から見ても美しいデザイン性の高い中庭
玄関を入ると真正面に見える中庭。リビングダイニングから見る中庭。階段越しに見る中庭。ロの字の中庭はどの場所から見ても視覚的な美しさが印象的です。
【タイプ❸コの字】限られた土地での効果的な中庭
周りを家に囲まれた土地での家づくり。2階に中庭をつくりました。中庭のサイズは一坪。明るさと開放感を十分に効果的にもたらしてくれています。
【タイプ❹コの字】ライトコートとしての中庭
建物の1階一番奥に中庭が設けられており、寝室と浴室に光を届けています。2階ではキッチンと子供部屋に光を届ける役割を果たしています。限られたスペースで、採光、換気、プライバシー確保に特化したライトコートとしての中庭です。
【タイプ❺Ｌ字】旗竿地のパティオのような中庭
旗竿地のため、隣家と距離が近く、せっかく庭があっても外からの視線が気になる・・・。そのようなマイナスポイントも高い壁で囲んだ空間なら開放的なプライベート空間へと変わります。