セッション

ニューノーマル時代のキッチン

間取り・設備

最近お客様との家づくりでよく思うことがあります。
それは、お客様のキッチンへのニーズが変化しているという事。

こんにちは。
石原貴司です。

新型コロナウィルス感染症の世界的な大流行により、私たちの生活様式は変化しました。緊急事態宣言が発令され、外出を控えるようになり、仕事の形式もリモートワークが増えました。第5類に移行された現在も様子を見ながら以前の生活をとりもどしつつ新しい生活様式も続いています。

ニューノーマル時代と言われる今日、家は衣食住の三本柱の一つとしての役割が更に進化しました。極端に言えば、家はただ単に寝るためだけの場所であったのが、三食を済ませ、仕事をするための空間として一日のほとんどの時間を過すことになったという人も少なくないと思います。

そんな時代のキッチンへのニーズの変化とは。
石原工務店にもキッチンの標準仕様があり、ご案内しているのですが、最近の傾向として非常に多くのお客様がキッチンにこだわり、標準仕様のキッチンではなく、より予算をかける傾向にあるのです。LDKで圧倒的な存在感を発揮するような印象的なキッチンが増えていると感じます。

そして、注目すべき点として、男性からのキッチンへのご要望が増えている傾向にあるという事。ここ最近の受注において、キッチンの担当はご主人というお客様も何組かいらっしゃいました。スタイリッシュなかっこいいキッチンで料理の腕を振るうというご主人もいらっしゃいました。少し前までは、キッチンの色は白が主流という印象でしたが、黒やダークグレーのかっこいい感じのキッチンが増えています。これも、男性のキッチンへの関心が高まっている傾向の現れなのではないでしょうか。在宅ワークの合間の気分転換にお料理をするという方も増えているのかもしれません。外食の機会が減り、家での食事をより楽しむための新たな趣味に料理を始めた方もいらっしゃるのかもしれないですね。

おうち時間が増えたこの時代の家づくりの特徴が顕著に表れているところが、まさにキッチンと言えると思います。キッチンが主婦のテリトリーであった時代から、キッチンに立つ男性が増えたニューノーマル時代。キッチンへのこだわりが家づくりの中で比重を占める割合が大きくなってきている傾向はまだまだ続きそうです。

それでは・・・!

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