メーターモジュールと尺モジュール

”なんと、坪単価○△万円で家が建つ!!”
みたいな広告、見たことありませんか?

こんにちは。
石原貴司です。


家づくりの寸法基準として、メーターモジュールと尺モジュユールがあります。
弊社をはじめ多くの工務店が尺モジュールを採用しています。
モジュールとは、柱を立てていく間隔のことです。日本では古くから
尺貫法が採用されており、日本の建材は尺モジュールで作られています。そのため、
尺モジュールを採用している会社が多いのです。


メーターモジュールでは、柱は1メートルおきに立てます。
尺モジュールでは、柱を91センチおきに立てます。


メーターモジュールで建てた家と尺モジュールで建てた家では、どんな違いが
出てくるかというと、同じ間取りで建てた時に、メーターモジュールの家の方が、
尺モジュールの家より広くなります。


例えば、縦横ともに9本ずつ柱をたてながら総2階建ての家を建てたとします。
メーターモジュールの家では、縦横8メートルの家になります。
8m×8m=64㎡
これが総2階建てなので、64㎡×2=128㎡(38.72坪)になります。

これを尺モジュールで建てると、縦横それぞれの一辺が
91㎝×8本=7.28mですので、
7.28m×7.28m=52.99㎡
これが総2階建てなので、52.99㎡×2=105.98㎡×(32.05坪)
の家になります。

ということで、同じ間取りの家で38.72坪-32.05坪=6.67坪の差が出ます。

こうなると、坪単価にも差が出てきます。
例えば、2000万円で家を建てたとして、それぞれの坪単価を計算してみましょう。

メーターモジュールだと、2000万円÷38.72坪=51.65万円です。
一方、尺モジュールだと、2000万円÷30.25坪=62.40万円になります。
なので、坪単価の差額は、62.40万円-51.65万円=10.75万円となります。

ここで、この差額に注目してみてください。
坪単価が安いことを強調したい会社は、メーターモジュールを採用するんです。

ですが、メーターモジュールだと、当然建材は尺モジュールより多く使うことになり
ますので、総工事費はメーターモジュールのほうが高くなります。


大手メーカーなどでは、このメーターモジュールを採用している場合があります。
そうすると、坪単価が安くなるというトリックを使えるのです。
もちろん、メーターモジュールの家は、部屋や廊下が広くなるというメリットもあり
ますので、メーターモジュールを否定しているわけではありません。

なので、家づくりの際には、このメーターモジュールと尺モジュールの話も参考に
してみてください。

それでは・・・。

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